2023.09.15
引っ越しやることリスト5選!前準備から手続き・当日の流れまで徹底解説!
引っ越しは私たちの人生の中で避けて通れないイベントの一つと言えるでしょう。
新しい環境への移動は、新たな人生の章の始まりを意味することが多い。
それは新しい職を得るため、家族の成長や変化に応じて、あるいは生活の質を向上させるためなど、様々な理由が考えられます。
引っ越しの背景には、これからの日常をより良くするという期待や夢が込められていることが多いのです。
しかし、めんどくさい作業も多いのでストレスが溜まることもあるでしょう。
荷物の整理、手続き、新しい環境への順応など、多くのステップを要します。
だからこそ、計画的にアプローチすることで、スムーズで快適な移行を実現するための知識や準備が必要となってきます。
この記事では、引っ越しの手続きの順番や荷造りのポイントなど、引っ越しを成功させるための総まとめをします!
前準備
1. 日程の決定
引っ越しの日程を決定する際は、まず希望する時期や日にちを挙げてみましょう。
しかし、単に自分の都合だけでなく、引っ越し業者の混雑状況や、新しい住まいの入居可能日なども考慮する必要があります。
休日や月末は引っ越しの需要が高まるため、費用も高くなりやすい点を念頭に置きましょう。
2. 新旧住所の確認
新しい住所と現在の住所をしっかり確認しておくことは不可欠です。
これは、業者とのコミュニケーションの際や、さまざまな手続きの際に必要となる情報です。特に新しい住所は、正確に伝えることで当日のトラブルを避けることができます。
3. 引っ越し業者の選定方法
引っ越し業者を選定する際は、価格だけでなくサービス内容や評判をしっかりチェックすることが重要です。
まず、複数の業者から見積もりを取得し、内容や価格を比較しましょう。
その際、荷物の量や特別な取り扱いが必要な物品があるかも伝えておくと、より正確な見積もりをもらうことができます。
また、口コミサイトや友人・知人の経験を参考にして、安心して依頼できる業者を選ぶことをおすすめします。
荷造りのポイント
1. 必要な梱包材料の準備
引っ越しにおいて、梱包材料は荷物を安全に移動させるための重要です。
まず、ダンボールボックスはサイズや強度が異なるため、内容物に合わせて選びましょう。
次に、梱包テープ、ボックスカッター、新聞紙やプチプチ、ゴムバンドや紐なども準備しておくと便利です。
特にプチプチは、破損しやすい物や家電の保護に役立ちます。
2. 分類・ラベリングの重要性
物の分類は、荷解きの際に時間を節約するために非常に重要です。
例えば、キッチン用品や書籍、衣類など、目的別や部屋別に分けて箱詰めしましょう。
さらに、それぞれの箱にラベリングすることで、新居での配置や必要な物の取り出しもスムーズになります。
ラベルには内容物や運搬時の注意点(例:「上に重い物を置かない」)も記載しておくと良いでしょう。
3. 破損しやすい物の梱包方法
破損しやすい物、特にガラス製品や陶磁器は特別な注意を要します。
まず、プチプチや新聞紙で十分に包んでから箱に入れること。
また、その箱の底にもクッション材を敷き、重い物と一緒にしないようにしましょう。
破損しやすい物は箱の上部に配置し、「繊細」「割れ物注意」などと大きくマーキングすると、業者も適切に取り扱ってくれます。
4. 服や書類の整理
衣類は季節別や用途別に分類して、専用の衣装ケースやビニール袋に入れると、新居での収納が簡単になります。
また、大切な書類や必要な契約書などはファイルやクリアファイルに整理して、一つの箱にまとめておくと、引っ越し後の手続きなどもスムーズに行えます。
この際、特に重要な書類は自分で運ぶか、明確にラベリングして置き場所を把握しておくことを推奨します。
大型家具・家電の取り扱い
1. 分解方法と注意点
大型家具の移動には、場合によって分解が必要となります。
例えば、ベッドや大きな棚などは部屋から運び出すために分解が要求されることが多いです。
分解する際は、取り外した部品やネジは袋に入れて家具にテープで固定しておきましょう。
これにより、組み立てる際に部品が紛失しないようにすることができます。
また、取扱説明書があれば、それを参考に分解・組み立てを行うと良いでしょう。
電動工具を使用する場合は、安全のために電源を切ってから行い、作業中は手袋を着用することを推奨します。
2. 安全な運搬方法
大型家具や家電を安全に運搬するためには、まずその重さや形状を考慮し、適切な人数で持ち上げることが重要です。
特に、階段を使用して運搬する際には、前後の人がしっかりとコミュニケーションを取りながら作業することで、事故を防ぐことができます。
また、運搬車や手押し車を使用する場合は、家具や家電が動かないようにベルトで固定するなどの対策を行いましょう。
3. 冷蔵庫や洗濯機の前日の対応
冷蔵庫や洗濯機は、引っ越し前日に特別な対応が必要です。
冷蔵庫の場合、前日に食材を取り出し、電源を切って解凍させることで、引っ越し当日には内部が乾燥している状態になります。
これにより、移動中の水漏れを防ぐことができます。
また、洗濯機の場合、前日に最後の洗濯を行い、水をしっかりと排水した後、ホースや電源コードを取り外しておくと良いでしょう。
両方とも、取扱説明書に記載されている取り扱い方法や注意点を確認しておくことで、安全に引っ越しを行うことができます。
引っ越し手続きの流れ
1. 郵便局への転居届け
引っ越しをすると、新しい住所に郵便が届くように設定しなければなりません。
これを簡単にするための方法が、郵便局への「転居届け」です。
この手続きをすると、古い住所に届いた郵便が自動的に新しい住所に転送されます。
手順
最寄りの郵便局で「転居届」の用紙をもらいます。
必要な情報(古い住所、新しい住所、氏名など)を記入します。
用紙を郵便局に提出します。
これで、設定した期間内、新しい住所に郵便が届くようになります。
2. 電気・ガス・水道などの移転手続き
引っ越しの際、電気やガス、水道といったライフラインの移転手続きも非常に重要です。
これを怠ると、新居に入居したときに電気や水が使えないという事態になりかねません。
手順
現在の住所でのサービスを停止する日を決定します。
各サービスの提供会社に連絡し、停止日を伝え、新しい住所での開始日を設定します。
新居でのサービスが始まる前日や当日、必要に応じて各会社の担当者が来て手続きを行います。
特にガスの開通は専門のスタッフが確認作業を行う必要があるため、日程の調整が重要です。
3. 新住所の通知【銀行、クレジットカード会社、保険会社など】
引っ越しをすると、銀行やクレジットカード会社、保険会社など、さまざまな機関に新しい住所を知らせる必要があります。
手順
各機関のホームページや窓口で、住所変更の方法を確認します。
必要な書類や手続きを行い、新しい住所を登録します。
特に、銀行やクレジットカードは重要な書類が郵送されることが多いため、速やかに手続きをすることをおすすめします。
手続きは、ネットバンキングやアプリ、窓口など、各機関によって異なる方法が用意されていますので、事前に確認しておきましょう。
引っ越し当日の流れ
1. 引っ越し業者との連絡方法
引っ越し当日のスムーズな進行のため、業者との連絡は欠かせません。
- 前日の確認:
前日には、当日のスケジュールや特別な要望など、最後の確認をします。業者の到着時間や作業の流れを明確にし、自身も準備を整えるためです。 - 当日の連絡:
業者が到着する前に、電話などで連絡を取ると安心です。到着予定時間の変更やその他の注意点を共有してもらい、万全の態勢で迎えましょう。 - 作業完了時のフィードバック:
全ての荷物の移動が完了したら、作業の品質や残っている作業について確認します。
2. 最後の確認リスト
当日は何かと忙しいので、忘れ物や手続きを見落とさないよう、事前に確認リストを作っておくと安心です。
- 荷物のチェック:
全てのアイテムが運び出されているか、また新居にしっかりと運び込まれているかの確認をします。 - 部屋の確認:
古い住居の各部屋、特にクローゼットや引き出しを最後にチェック。何も忘れていないかを再確認しましょう。 - 設備のチェック:
ガス、電気、水道のスイッチやバルブが全てオフになっているか確認します。 - 鍵の管理:
古い住居の鍵を返却する手順を確認して、スムーズに鍵を返せるようにします。
これらの確認を終え、問題がなければ引っ越し完了です。安全でスムーズな引っ越しを心掛けましょう。
よくあるトラブルとその対処法
1. トラブル例の紹介
- 荷物の破損・紛失: 引っ越し中に、家具や家電、その他の荷物が破損したり、紛失することがあります。
- 業者の遅刻やミス: 引っ越し業者が予定の時間に到着しない、間違った場所に荷物を届けるなどのトラブル。
- 新居でのトラブル: 新しい住居に着いて、入居ができない、鍵が開かない、設備が正常に動作しないなどのトラブル。
- 近隣とのトラブル: 引っ越し作業中の騒音や邪魔になってしまう行為で、新しい隣人との間にトラブルが発生すること。
- 引っ越し料金のトラブル: 予定していた料金と実際に請求される料金が異なる、または隠れた費用が発生する場合。
2. それぞれのトラブルの対処法
- 荷物の破損・紛失の対処:
まず、引っ越し業者にすぐに連絡をし、状況を報告する。
荷物の状態を写真や動画で記録しておくと、後のトラブル解決に役立つ。保険に加入していれば、その手続きを進める。 - 業者の遅刻やミスの対処:
引っ越し業者に直接問い合わせ、状況の確認や調整を行う。
書面での契約内容を再確認し、その通りのサービスを受けられるよう要求する。 - 新居でのトラブルの対処:
不動産会社や大家に直ちに連絡し、トラブルの内容を伝えて対応を求める。
鍵や設備の問題の場合は、専門業者に修理や対応を依頼する。 - 近隣とのトラブルの対処:
直接、近隣の住民に謝罪や説明を行い、理解を求める。
今後のトラブルを避けるため、引っ越し作業のスケジュールや注意点を事前に共有する。 - 引っ越し料金のトラブルの対処:
契約書や見積もり書を基に、料金の計算や追加料金の内容を確認する。
明確な根拠がない場合は、料金の再計算や減額を要求する。 - トラブルは予期せぬ状況で起こることが多いので、事前の準備や情報収集、そして冷静な対応が大切です。
- 引っ越しの際は、もしもトラブルが発生した場合の対応も考えて進めると安心ですよ。
まとめ
引っ越しをスムーズに進めるコツの再確認
引っ越しは多くの人にとって大きなイベントの一つです。新しい環境への期待とともに、多くの手続きや準備が必要となります。その中で、スムーズな引っ越しを実現するための主要なポイントを再確認しましょう。
- 計画的な準備: 引っ越し日の決定から、業者の選定、荷造りまで、計画的に行動することが大切です。タイムラインを作成し、早めの行動を心掛けましょう。
- 荷造りの工夫: 梱包材の選択からラベリングまで、効率的な荷造りを心掛けることで、新居での荷解きもスムーズになります。
- 大型家具・家電の注意: 家電は特に取扱いに注意が必要です。冷蔵庫や洗濯機の前日の対応や、家具の分解方法を確認しましょう。
- 手続きの正確さ: 郵便局や各種サービスへの転居の手続きは欠かせません。間違いや漏れがないように、リストアップしておくと安心です。
- トラブル対策: 予期せぬトラブルに備え、前もって対応策を知っておくことが重要です。特に料金や紛失・破損に関するトラブルは、契約時にしっかりと内容を確認しておくことが大切です。
- コミュニケーションの大切さ: 引っ越し業者や新旧の住所の近隣とのコミュニケーションは、スムーズな引っ越しをサポートします。明確な指示や要望を伝え、確認を怠らないようにしましょう。
引っ越しは大変な作業も多いですが、上記のポイントを意識してみてください。
新しい生活のスタートをより良いものになると良いですね🎶
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